シンとこマヨネーズの『ただのハゲ隠しです。』

齢(よわい)不詳にしているがハゲ散らかしてもいい年頃。
正直、若いころのツケが廻っていまさら就職難民と同一。
さて、あからさまに部屋が散らからないと思ったら
HP≒たばこ>飲料(レッドブリトニーw)>♀猫>食料
の順で↑いまここ・・・・さて仕事するか。

代償

輝きに満ちたものだから引換にする価値があるのか


もうどれくらい前だろう、私の知人の一人に
三流にもならない、自称ミュージシャン(Vocal)がいた。


彼は、定期的に地方のライブハウス等で
当時有名な人気バンドのコピーや、単発で
ヴォーカルとして複数のバンドを掛け持ちしては
将来メジャーになることを本気で志していた。


高校卒業して二年ほどだからもう25年も前になる。


今、再び収監されるといわれる
某歌手のニュースをみながら
忘れかけたその彼の存在とかたっていた話を
思い出していた。


『歌唱力のある歌手の中には、あるものを使って
人並み外れた声の持ち主になっているという。』


才能が先か、特効薬が先か
知るすべもないが、ここ数年
ミュージシャンにおける同様の
事件の逮捕のニュースは


まことに、知人の言っていた
ことを裏付けるほど、
歌唱力に定評のある
ミュージシャンばかり。


それを、知ったから
ってすべてがそうであるわけではないし
決めつけるつもりはないにしても
薬効を考えてみれば、不思議ではない。


夜から朝までライブとか、
12曲歌いっぱなしとか


いくら鍛えているにしても
なかなか出来るものでもない気がする。



知人は、二つ年上だからもう50歳近いはず、
夢をかなえて、スポットライトをあびて


自らの人生を、振り返ることなく
突き進んだ先に待っていた


冷たい鉄格子の部屋の風景まで
覚悟してのあゆみであったのか


二十歳そこそこのわたしには
想像すらできなかったが


望まずとも、
望んで行くには少々、
寂しすぎる場所にちがいない。

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